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退屈な春は合コン



煮詰まっている夫婦がちょっと若い夫婦に会うというのは、
相当刺激的なことかもしれない。
バブルも再開発も無関係にポツンと残る昭和的新宿スポット。
高層ビルとお月様を一緒に見上げながら招き入れられたのは
やっぱり昭和の匂いがするスペイン料理屋。
スペイン人になって死にたいってずっと言ってたのに、
結局日本で死んじゃった昭和の怪優天本英世の亡霊が座ってたって
まったく違和感ない佇まいのお店。階段を上る。

これがスペイン料理ってだされた料理の数々は、日本風なアレンジを繰り返してきたに違いないのに、ハイカラでラテン風味を残している。なぜだろう。、、、、。もしかしたら料理に必ずフルーツが関わっているから?そうでもなかったっけ?
BGMはだいたい80年風で、女主人はヨン様ファンだ。

そんな店で自分たちより10程年の違う若い夫婦と子供一人ずつ連れた合コン。
自信に満ちていて屈託がなくて、なんでこんな夫婦になれなかった、なれないんだろうと思いながらワインをザバザバ飲んだ。

バブルのしっぽを齧るぐらいの年代の人たちはバブル期に様々な決断をしてきた私たちよりそうとう価値観がはっきりしていそう。
日本においては何時の年代に育ってきたかって事で人生観は結構決まっちゃうのかも。それ以外、年代を貫くような宗教やら価値やらの軸ないから。
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by yyymotot | 2005-03-24 00:24 | Diary

退屈な春はサスペンス

『19才』 永瀬隼介著 角川文庫
 92年千葉県市川市での一家4人惨殺事件の犯人関光彦に関するノンフィクション。

『サイレント・ボーダーー』永瀬隼介著
 「19才」で一家四人惨殺犯を長年取材したノンフィクション作家の初長編サスペンス。後何作か同じように、殺人に対する戸惑いや改悛の気持ちを持たない「底の抜けた」人物を犯人とする作品があるらしい。探してみるつもり。

『黒冷水』羽田圭介著 河出書房新社
 史上最年少17才の高校生作家の2003年度文藝賞受賞作品。
兄弟間で憎悪が醗酵していく様を書いて見事。結末もよい。

『リミット』野沢尚著 講談社文庫
 昨年自殺してしまった野沢尚。誘拐事件の捜査に関わる婦人警官。被害者宅で張り込んでいる最中に自らの息子が誘拐犯の手に、、、。密輸、幼児売買、臓器移植、それにかかわる「底の抜けた」人物など現代の暗部を折り込みながらのスリリングな展開。
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by yyymotot | 2005-03-20 11:25 | Books

若い男の子の好もしさと古い私の香ばしさ

久しぶり。
若い男の子と飲むチャンスが続いていたのはウキウキ先週まで。
今週はシミジミ。
ってことで、いきおいネットの男子に注目してた。
まず、切込隊長。(もはや2ちゃんでは伝説の人となっているらしい。)
切込隊長はブログで、今回注目したもう一人の男子ホリエモン・livedoor騒動の火中の栗を拾ってしまった自らのお立場について意味深な発言。

考えをまとめながら歩く赤坂の夜空の話

なんのことか門外漢にはよくわからないものの、ITやら株式の世界は意外にせまそうだなって思ったよ。

あと、もう一人の男子は、もちろんホリエモン。
かつてノーネクタイでわきまえない、と言われたホリエモンは日々進化している。
ジャケットを着たり、なにより、通じなかった言葉は使わないようにしたり、通じなかった事の理解を求めるホリエモンの姿があちこちで見られるようになってきた。
礼儀正しいホリエモンに、有効なバッシングは、今や、『責任あるメディアに対する将来的具体ヴィジョンの欠如』、だけだ。

資本主義社会と標榜する社会に属しながら、資本主義の何たるかも知らなかったわたしは、ホリエモンが実践する経済ゲームの面白さを感じてちょっとわくわくしている。
お金というものを、やたら汚いものとしてみてこようとしてきた日本人のうわべの道徳観が、今ようやく終止符をうたれたのだ。
お金と権力が直結している事実が、浮き彫りにされ、二度と忘れないように刻印されたのが今回の事件。

昔、成金の父親がまるで権力に無頓着なように振る舞うのが許せなかったことがあった。お金を持つという事はイコール権力を持つ事で、どんなに謙虚に振る舞っても、まわりはそんな風に受け取らない。勝手にお金持ちに権力を預けようとしてしまうものなのだ。
子供にも、そういう影響は打ち寄せた。
大人たちは、そんなことないといってたけど、子供は混乱したよ。
そう、私は自分の価値判断にいつも親が上乗せされている感じがして、どうしたら自分だけで評価してくれる世界に辿り着けるのだろうかって思ってた。
いまや、夫の世間的な評価に上乗せしようとしている自分がいて情けないけど、その方がまだマシ。

ホリエモンは自分は権力にも支配にも無頓着と言い続けているけど、それってうちの父親が言っていた事に通じるかも。
ただ、自分の欲求がすんなり通る状況をつくりたい、っていう気持ち。
でも、それって、結局、自分の欲求が満たされる事と誰かが我慢する事とは表裏一体ってことを知らないでいる未熟な意見じゃん。

ホリエモンは千と千尋のでっかい赤ちゃん。
とても可愛いし、悪気はない。
だから、みんなホリエモンに魅せられる。

経済界はホリエモンを取り込み、責任を与えるべきだろう。
日本経済のリーダーとして振る舞う事が彼の欲望を最短距離でかなえるのだってことを説得すれば、ホリエモンはあたらしいルールをすぐさま飲み込んで面白そうなら突入していくかもしれない。




ところで、『責任あるメディアに対する将来的具体ヴィジョンの欠如』がホリエモンの戦略の最大問題だというジャーナリストが多いのにはうんざりだ。
既存メディアでしか報道できないと考えているならそれは彼らの限界だ。
多分、ホリエモンはそんな事を考えた事もない筈だ。
じゃ、今考えて、責任あるメディアって何?
即答すべき問いに、誰もどの局の人も応答してない、定義してないもんね。
今こそ、ホリエモンに訴えていけば良いのに。
責任あるメディアをつくりたいので、是非、私を支配してください、ってね。
なんでもかんでもホリエモンに頼るなよ、アナウンサーたち、って感じですね。
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by yyymotot | 2005-03-16 23:09 | Diary